先日友人からこんなメールが来ました。「この間テレビを見ていたら紹介されてた本が読みたいんだけど、タイトルを忘れちゃったから探すの手伝ってくれない?」といったものでした。いきなりそんなことを言われても困ると思いつつも話を聞いてみると、近所の書店には無かったので、よく読書をしている私に相談してみたというのです。ひとまずその作品のタイトルを知らないことには探しようもないので、話の内容や表紙の雰囲気などを聞くことにしました。しかし、友人が返す言葉は「表紙は赤っぽかった」や、「作者の名前は難しい漢字だった」など抽象的すぎてあまり参考になりません。せめてどの番組で紹介されていたのかと聞くと、その番組名はちゃんと答えてくれました。
そこで、番組のホームページへアクセスしてみることに。すると番組で紹介したもののページがあり、無事に友人が探す作品を見つけることができました。けれど実際の本の表紙はあまり赤くはないし、作者の名前の漢字も難しくはありません。そのことをちょっと意地悪して聞いてみると、笑ってごまかされてしまいました。
後日大きな書店へ二人で行って目的のものを買いました。実はそれについて調べた時に読んだあらすじで私も興味を持ってしまい、二人で一冊ずつ買って帰ったのでした。
2月11