「最近忙しすぎて、本も読めない」と言っていた友人が、歯磨きと読書を並行させることを思いつきました。右手で歯ブラシを持ち左手で本を持つらしいのですが、これ絶対、歯磨き粉こぼれるパターンですよね? 私ならやらないなあと思いつつ、まあ器用な子だから平気かもと考えていたら、この間、案の定泣きのメールが届きました。「サイン本に歯磨き粉飛ばした」ですって。どうしてあえてそんな大事な物を読んだのでしょう。呆れつつ慰めておきました。
私はどうしても時間がない時は、料理をしながら読書をします。たとえばお湯が沸騰するまでの間、他に作るものがあればそちらを手掛けますが、カップラーメンを食べたいからお湯だけ必要という場合だってあるわけです。そんな時は、どうせコンロからも離れられないしと、目の前に立ってページをめくります。私は、冬なら火の近くで温かいし一石二鳥だと思っていたのですが、他の方はどうかしら。
やりたいことならば、いくら忙しくてもできるはず……とは言いません。でもやっぱり、やりたいことをすっぱり諦めてしまうのは寂しいですよね。だからなんとか工夫をして、自分が好きなことを続けていく努力はしていきたいと思っています。
11月27