Monthly Archives: 11月 2019

帯は書籍の宣伝部員

帯は書籍の宣伝部員

先日、駅構内で偶然通りがかった小さな書店で、購入予定にはなかった本を買ってしまいました。帯に書かれた言葉に惹かれたからです。あの宣伝文句って、誰が書いているのでしょうね。編集者の方かしら?それともコピーライターさん?インパクトが強すぎて、中身も見ずにレジに持って行ってしまいましたよ。
以前には、作家さんご本人は初見だったにも関わらず、帯でお勧めしている人の名前に引かれて、本を買ったこともあります。だって、大好きな漫画家さんが「面白いよ」と紹介していたら、それはつい見てしまうでしょう。そう考えると、中身ももちろん大事ですけれど、宣伝の顔とも言うべき紹介人もとても大切ですよね。
きっと、出版社さんはそこも考えて、あの宣伝をつけているのでしょう。そうでなければ、わざわざサイズの違う紙に印刷して、あのような物をくっつける意味がありません。しかもあれは、初回特典や、イベント特典みたいなものですからね。毎回あればありがたみも薄れますが、お気に入りの方の言葉が、初回に限りついていると考えれば、ほら、購入意欲が沸くでしょう。そういえばこういった帯やカバーのあるなしで、中古の買い取り価格が変わる場合もありますものね。やっぱり、大事な物ということですね。

パズル雑誌をお見舞いに

パズル雑誌をお見舞いに

先日、久々に書店をうろついてきました。いつもは欲しい本をインターネットで購入することが多いのですが、こうして目的もなく、店内を見て回れるのはいいですね。先入観がないからすべてを平等に見られる気がします。もちろん、興味を引かれるものがあれば手に取って、ページをめくってみますよ。普段は目にしないジャンルに慣れ親しむには、いい機会でした。
ちなみにその日、私はクロスワードの雑誌を買いました。知人が入院しているので、時間つぶしにちょうどいいと思ったのです。ぬりえと迷ったんですけれども、そちらは色鉛筆も必要ですから。それよりは、鉛筆一本で楽しめて、お見舞客と一緒になってクイズを解けるパズルの方が、きっといいと判断しました。
それにしても、パズル雑誌もたくさん種類があるのですね。どれにもたいてい、答えを書いて応募する懸賞がついていましたが、あの一冊分を一か月でクリアするのだとしたら、とても大変だと思います。それとも、欲しいものがあるページだけ先にチャレンジしてしまうのかしら。最近はインターネットで何でも調べられるので、難しい問題も、検索すればすぐに答えが見つけられるでしょうね。まったく、便利な世の中になったものです。