Monthly Archives: 9月 2019

スピード文化の源にあるもの

スピード文化の源にあるもの

近所の書店で見つけられなかった本をネットで頼んだら、その日のうちに発送完了メールが届いて、驚きました。そのくらいのスピードで注文をこなしていかないと、どんどん仕事がたまってしまうのかもしれませんが、それにしても早すぎですよね。びっくりです。それと同時に、どんなに効率的な仕組みで作業をしているのか、とても気になりました。やっぱり、注文を受ける人、商品をピックアップする人、そして発送業務をする人と、流れ作業なのかしら。それとも一人が全部責任もってするのでしょうか。
そこまで書いてふと、子供時代に学校で、なにかの冊子を作った時のことを思いだしました。ページ順になるように並べた印刷物を、順番に重ねていって、最後に表紙を付けてホッチキスで止めるのです。あれは何人かで、ぐるぐる巡るようにしてやりましたね。ただ、一冊に手をかける人は一人。それでもそんなに時間がかからずできました。
結局大事なのは、頭数なのかもしれません。……ということはきっと、広いところでたくさんの人が、それぞれの仕事に責任もって、取り組んでいるのでしょう。それをしっかり統制している日本の管理能力と、スピード文化はすごい、としか言いようがありません。

オフラインの重要性

オフラインの重要性

先日、パソコンでオンライン小説を読んでいたときのことです。それまで特に問題はなかったのに突然、インターネットにつながらなくなってしまいました。いろいろな設定を見直しても、障害情報を検索しても、原因と思えるものは見つかりません。夜中だったので、詳しい人に尋ねることもできず、結局オンライン小説は読めずじまい。もやもやとした気持ちのまま、眠りにつきました。
ごくまれにではあっても、このようなことがあると、ダウンロードしてオフラインで読める電子書籍や、紙の書籍がいかに扱いやすいものか、よくわかります。だってあのときは、パソコンが壊れているかもしれないという不安よりも「はやく続きを読みたい」という気持ちの方が大きかったですもの。とりあえず読み終えて、それから機械の不調をチェックするのだって、私には問題はなかったのです。
結局、翌日になったら直っていたので、原因はわからずじまいです。でもそんなことよりも、またオンライン小説を読めるようになったのが、とても嬉しかったですね。もっと機会に詳しくなるか、万が一の時に備えて別の読書手段も手に入れておくかしないと、精神衛生的に良くないことになるかもしれません。頑張って方法を探したいと思います。