友人に言われて気付いたのですが、日本語で書かれた文章は、書籍ならば縦に読むことが多いですよね。しかしインターネットで見られるものは、横書きになっているものも少なくありません。なぜでしょう。幅はパソコンの画面サイズで決まっていても、縦のラインはどんどん下に伸ばしていけば、いくらでも長くなるため、スクロールが面倒だからでしょうか。でもそれなら、一定の高さを決めてしまうのもありですよね。
本当の理屈は分かりませんが、発展しないのは、たぶんそれほど需要がないからなのでしょう。指摘されたから気にはなったけれど、実際問題としては、私は現状でなにも不満を感じていませんしね。それに、切り替えの機能がついている小説サイトなどもありますから、こだわりを実践しようと思えば、限定された場所に限ってではありますが、できないことでもないのです。
ただ、インターネット上の文章はこのままでいいとしても、たとえば文庫本や新聞が全部横書きだったら、たぶんすごく違和感があるでしょう。英字新聞でもあるまいし、と思うだろう自分を想像して、苦笑してしまいました。そうなると、縦書き横書きの区別は、やっぱり適材適所ということなのでしょうね。
5月26