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おじいさんは四十歳?

おじいさんは四十歳?

昔話に登場するおじいさんやおばあさんの年齢を知る機会があったのですが、四十歳と聞いて、驚いています。現代で同じ年の人達は働き盛りで、おじいさんと呼ばれるふうには見えないからです。しかし具体的な年代はわからずとも、平安時代の寿命は三十歳、江戸時代でも四十歳と言われていることを考えれば、違和感はないのかもしれませんね。
そもそも時代によって、成人とされる年も異なっていますもの。今の日本では二十歳と決まっていますが、昔は十四歳とか、そのくらいでしたよね。今までストーリーばかり気にしていて、登場人物の詳細設定まで意識したことがなかったけれど、考え方や文化の違いがつまっていて、興味深いと思いました。外国の古い物語となると、なおさらいろいろ、違ってくるのでしょうね。
せっかくなので、こうやって好奇心を持っている時期に、昔話や伝承物語など、普段なかなか選ばない分野の作品を読んでみましょうか。きっと目から鱗の、新しい発見があるはずです。それならきっと、最初は定番の話がいいですよね。私が最初に買ってもらった絵本は、シンデレラだったのだけれど、それは既に原作を読んだことがあるので、別のものにしようと思います。

お勧め画面でリサーチ完了

お勧め画面でリサーチ完了

家族がオンラインショップで本を注文すると言うので、私もついでに一冊、お願いしました。いくら以上は送料無料というサービスがあっても、その額に達しないと、損した気持ちになりますからね。こういう時ばかりは皆で協力して、お互いが欲しいものを一緒に注文するのです。
ただ使ったサイトには注文履歴が残るので、私や家族の履歴は、相当ジャンル不明なことになっているだろうなあ、という気はしています。おそらくはそのデータによってお勧め商品の案内も届いているのでしょう。一時期は、その欄が明らかに混乱状態になっていました。
私が好きなシリーズの書籍がある横に、家族が頼んだサスペンス映画のDVD関連が並び、さらには知り合いの子供に贈った車の玩具の新作がずらり。しかもなんとなくそれが気になってクリックしてしまうものですから、画面はさらに玩具が充実していきます。
そして遊びに来た子が、偶然私の部屋に入り、開きっぱなしのパソコンを指さして「パパ、これ欲しい!」と連れ立ってきた父親におねだりし……当然パパ、すなわち知り合いは苦笑い。わざとではないんです。まあ好みがわかったので、今度の誕生日プレゼントはこれにしよう、とリサーチが完了しましたけれどね。