Monthly Archives: 1月 2016

びくびくぞくぞく、ホラー映画

びくびくぞくぞく、ホラー映画

子供の頃、怖い映画を見た後のお風呂は恐怖でした。本当に小さな頃はドアを開けたまま「お母さん、そこにいる?」とか言いながら入ったものです。大人になった今は成長したので、ホラー映画を見ないという選択肢をしています。昔はテレビの選択権がなかったので、悲しい事態になっていたのです。
しかし先日昼間、居間から悲鳴が聞こえました。何事かと思って行けば、母が幽霊の出てくるDVDを見ていたようで……。「夜にはとても見れないから」ということなのですが、昼でもなかなか厄介です。
ちなみにこの作品、私は小説で読みかけて、途中でやめました。文章でも怖いんですもの。暗くほの暗い作品です。一時期有名だったリングとか、そういうタイプですね。演者さんは平気なのかしらと思うけれど、聞くところによると、お祓いとか行くらしいですね。やっぱりいろいろ、よくないことが起こるのでしょうか。こうして書いているだけでもびくびくしている私です。
しかし友人の中には、ホラー大好きな人もいます。夜中でも食事中でも見られるのだとか。あの暗い画面がぞくぞくするそうです。びくびくとぞくぞく。擬音語なのに、その胸の内が明らかで日本語ってすごいなって思います。

新刊と古書リサイクル

新刊と古書リサイクル

インターネットで古書の買取りをしてくれるというサービスがありますよね。それを友人が愛用しています。彼は職業柄、大量の本を読む人です。しかし図書館だと貸し出し期限が決まっているし返すのも面倒だと言って、毎回購入しています。読了後は彼には不要になるので、ある程度たまると箱に詰めて、買い取りサービスに引き取りをお願いするのだとか。わざわざ重い本を運搬しなくていいし、売ったお金は次の書籍を買うときに使えるから、一石二鳥だと喜んでいました。
今はいろいろなところでこういったことをしてくれていますよね。売ったお金は寄付に回してくれるところもあり、それは一度使ったことがあります。古本屋で買ったものには印税は支払われませんから、作家さんや出版社が潤うわけではありません。古書店の方は自分が不利になる取引はしないでしょう。ということで、寄付しても誰も損はしないのです。どうせ一度払ったお金、戻らずともそれでどこかの国の子供達が助かるのなら、それがいいと思いました。
新刊を買って応援したいと思う反面、このようなリサイクルも素敵だと感じてしまうので、どちらで買うか悩んでしまうくらいです。新旧とわず、紙の本と電子書籍がバランスよく市場に出回ればと、ちょっと夢のようなことを考えてしまいます。