本棚を整理していて気がついたのですが、文庫の小説の小口って、とても揃っているものと、そうでもないところがありますよね。たぶん同じ方法で作っているのにどうしてだろうと不思議に思い、調べてみたところ。「天の部分、つまり上の部分が揃っていない物は紐のしおりがついているタイプで、後から裁断して揃えることができないから」と聞いて納得しました。たしかに揃ってないと思うものには、しおりがついていたからです。なるほど、ここを切ったら困ってしまいますものね。
本は好きで昔からたくさん読んでいますが、こういうことについては考えたことがありませんでした。文庫にハードカバーに雑誌にコミック。書籍の種類はいろいろありますから、トリビア的なものが、まだまだ隠されているかもしれませんね。いっそ、そういうネタを集めた本を出してほしいくらいです。それとも既にどこかにあるのでしょうか。
そういえば、友人が工場見学に行くのが趣味なのだそうです。見せてくれるところは結構あるんだよ、と言っていました。印刷会社の中はどうなっているんでしょう。いきなり見学場所を探すのは大変なので、まずは図書館に行って、工場の本でも探してみようと思います。
11月22