読書好きな私は、人の家に招かれると自然と本棚に視線がいっていしまいます。どんな本を読んでいるのかな?あ、ミステリーがたくさんある。ファンなのかな…。なんて、ついついじっくり見入ってしまうことも。相手も読書好きな人であれば、そこから話が広がることもあります。「この小説はどうだった?」「この作者が好きなの?」なんていう具合に、本の話題ができるととても楽しいのです。
さて、自分がそんなタイプなので、反対に我が家に人を招いたときには、非常に気を使います。自分の本棚がどう見られるのか、必要以上に神経質になってしてしまうのです。上下巻が隣り合って配置されていなかったり、巻数がきれいに並んでいなかったりすると、なんだか「だらしない人」の烙印を押されるのではと気になり、いそいそと並び替えます。
同じ作者を一か所にまとめたり、その中で、本の高さを左から右へ背高いの順に並び替えてみたり。また、話題になりそうな最新の本があれば、一番目につくゾーンに置いてみたり。とにかくあらゆる角度から点検し、「自分の中でベスト」と言える状態にしないと気が済まないのです。普段から、本を出し入れする際に、整理整頓に気を付けていればいいだけなのかもしれませんけれど(笑)。
4月13