子供むけの記事で読んで、へえ、そうなんだと驚きました。封書やはがきを送るだけと思っていた郵便物。実は他のものも送れるそうなんです。それも物に直接切手を貼って!記事によると、縦・横・高さの合計が90センチ以内、重さ4キロまでのものなら郵便物になるとか。そのために地域で有名なスルメやこけしを販売しているところもあるんですって。最近はインターネットが普及していますから、手書きの手紙を送る人も減っています。メールを打てばすぐに返事がもらえるし、そうでなければラインで話したり、個人宛ですらないことはツイッターで呟いたり。どれも便利なツールですが、ときどきは、こうしてわざわざ切手代を払って、なにかを送るのもいいものかもしれません。ああそういえば昔、暑中見舞いにうちわを送るキットが売られていた気がしますね。うちわ……今はあまり使いませんねえ。我が家ではちらしずしを作るときくらいかな。そのくせ夏、いろいろな店やお祭りで配っていますけれども、多くの人は、自宅ではエアコンや扇風機とお友達ですよね。不便の中にも楽しさはあり、ツールの使い分けが必要なんだ。そんなことを思いました。ああそういえば、友達に送らなければならないものがあるのを思い出しました。喜んでくれるかな。楽しみです。
Monthly Archives: 6月 2014
迷子の男の子
買い物に向かった近所のショッピングセンターで、号泣している子供に出会いました。幼稚園児くらいの男の子です。おもちゃのコーナーからよたよたと歩いてきたその子は、大声で「ママ、ママ、いなくなっちゃった」と泣いていました。大きな目は真っ赤になって、大粒の涙の粒がぼろぼろこぼれて。もしかしたら後ろからママが追ってこないかなとちょっと様子を見ていたのですが、女性は来ても、ママらしい人は来ず。放っておくことなんてできません。「ママ、いなくなっちゃったの?」とすぐに声をかけました。「いなくなっちゃった」「おもちゃのとこで?」「うん、でもママいない」探したんでしょうね、一人で、泣きながら。手を繋いでもう一度おもちゃ売り場に戻ってママを探そうと思いましたが、その子は歩く元気もないようです。「だっこしていい?」と聞いて、抱きあげました。嫌がられるかなと思ったけれど、全然そんなことはなくて、ああさみしかったんだなと思いました。一緒に探してあげたかったけれど、私には予定があって時間がなかった。お店の人にその子を預けたのですが、なんか置き去りにするみたいでこっちが悲しくて。ママ、ちゃんと捕まえててあげて!周りの大人も早く声をかけてあげて!早くママに会えますように。元気に笑えますように。かわいい小さな男の子へ。
未来を変えるために、中から外へ
来年母と行く予定の講演会のチケットが今日届きました。代金引換とは聞いていたのですが、全然忘れていてお金を準備していなかったので、焦りました。お財布の中にお金があってよかった!講演会なんてほとんど行ったことはありません。というか、そもそも出不精なんですよね。家でのんびり本を読んだり、パソコンでやっぱり小説を読んだり、そんなことをしているのが幸せというくらい、インドアな生活をしています。いいえ、してきました。でも最近、それじゃいけないなと思いなおしまして、興味のあることにはめんどくさがらず、進んで足を向けようとしています。ありきたりな表現ではありますが、人生は一度きり。したいことをしなくても、したくないことをしても、一度きりなんです。だったらしたいことをしたほうがいいですよね。他人に何を言われても、自分の道を貫いた方がいいですよね。そう思いいたったのは、がんばっている人を見たからです。私より年上なのに、夢に向かってがんばっている人。彼を見ていたら、自分もやらなければならない気持ちになりました。講演会は、小さいけれど、私の一歩なのです。すぐに人は変われません。でも一年後なら?五年後なら?動けば未来は変わると信じています。