最近、インバウンドの影響で海外の方がたくさん日本へいらしています。
経済が潤ったり、日本を好きになってもらえたら嬉しいところなのですが……一部の方々のマナーの悪さが問題になっています。
やはり違う文化を理解するというのはなかなか難しいのでしょうか。
いろんなマナー違反が見られますが、とくに気になるのが神社仏閣での不適切な行動でしょうか。
神社の鐘をふざけて鳴らしたり、鳥居によじ登って懸垂をしたり、雷門の前でヨガをしたりする動画をわたしも目にしました。
自分の国にはないものを見て、テンションが上ってしまったのでしょうかね。
けど、どこの国でも宗教施設でふざけたり、動画を撮るということはマナー違反ではないのでしょうか
他の国なら捕まったり、ひどい目にあうくらいの冒涜にあたることもありそうですが……。
日本人はよく「無宗教」だと言われます。そのへんが関係しているのでしょうか。
日本人はたしかにこの宗派に属してますという人はいませんが、決して無宗教ではありませんよね。
皆様、神様を信じていてそれに失礼のないように振る舞っています。
異文化に触れるにはある程度その文化への理解と敬意を持つことが大切だと思います。
日本の神様への考えなど、日本神話などの本をぜひ読んで学んでいただきたいなと思いました。
携帯小説を侮る無かれ。リアルで心に訴えかける作品が多く、そこにははまると抜け出せない魅力がある。
秋はいつ来る?
今年は、というべきか、今年も、というべきか……うだるような暑さが嫌になる夏でしたね。
9月になっても暑いことは今までもありましたが、いくら何でも毎年秋なくなりすぎじゃないですか?
ちょっと涼しくなったと思えば次の日はピーカン照りだったり。秋を実感できるのは各所で展開される紫芋や栗、月見の料理やスイーツばかり……一体いつ秋を肌で感じることができるのでしょうか。
暦の上では秋になるのは8月7日の立秋。まぁそんなこと言われても猛暑真っただ中なので「なーにが秋が立ってるじゃ!」という気持ちになりますね。
ちなみに暦といえば9月22日の「秋分」なるものも存在しており、天文学上ではここからが秋となります。秋分は昼と夜の長さが同じになる日(厳密にはお昼の方が少し長いらしいですが)と言うそうです。
意味は字の通り「秋を分ける」ということで、この日を境に涼しくなっていきます。
じゃぁその日になればやっと秋か!と思いきや、ここ数年では地球温暖化によって秋が来るのが遅くなっており、10年に3日のペースで遅くなっているそうです。統計によると1950年から20年ほど遅くなっています。
うーん、やはり日本の秋はなくなるばかりなんでしょうか……
何かの間違いがあって寒冷化で秋が復活してくれたりしないかなと思うばかりです。
TRUMPシリーズ
8月から始まったアニメーション作品「デリコズ・ナーサリー」の第1話を拝見しました。
吸血種の特級貴族たち、しかも華美な外見の男性であり父親である登場人物たちが、世間で起こる事件にもまれながら子育てに奮闘するというお話です。まだ1話なのでこの先どうなるか分かりませんが、ネタバレを書かずに紹介するとこのような感じでしょうか。
ちなみに、このアニメは「TRUMPシリーズ」と呼ばれる舞台シリーズが元になっており2009年に上演された一番最初の物語から多くのファンに愛される舞台になっています。
過去に「TRUMP」「LILIUM リリウム-少女純潔歌劇-」「SPECTER」「グランギニョル」「マリーゴールド」「COCOON 月の翳り/星ひとつ」「黑世界」「ヴェラキッカ」の九つのストーリー他、小説などを展開しており、どこかでそれぞれの物語が繋がっており、今もなおその世界を広げています。
さて、先にも言いましたが、このシリーズは吸血種――ヴァンパイアたちが生きる世界が舞台となっています。人間種も存在しておりお互いに共存、というより上手く住み分けをしながら暮らしている世界です。
ちなみにこの世界の吸血種たちはニンニクや十字架が苦手、といったテンプレヴァンパイアではありません(笑)
TRUMPシリーズの吸血種たちはこの世界独特の特性を持っており、中でもストーリーのメインとして置かれるのは、思春期を迎えた「繭期」と呼ばれる少年少女の吸血種たち。彼らは人間の思春期に比べて異常なほどの精神不安定、妄想癖、幻覚、攻撃性といった症状を発症します。
他にも吸血種が吸血種を噛むと生まれる絶対命令権――イニシアチブ――など、今までとは違った新しい吸血種たちの姿を見ることができます。
そんな吸血種の彼ら彼女らが織りなすヒューマン(ヴァンパイア)ストーリーやそのグロテスクさや残酷さ、メッセージ性、バッドエンド、メリーバッドエンドに惹かれるファンが続出。
アニメを見てから気になって舞台シリーズを拝見しましたが、これはハマる人が沢山いるのも納得。
詳しいことは是非舞台シリーズ見てほしいので何も言えないのですが、ちょっとくらいお話が好きな人にはお勧めのシリーズだなと思いました。
雨の日の頭痛
連日大雨になったり危険な暑さになったりと、今年の気候は一体どうしてしまったんだと叫びたくなるくらい滅茶苦茶ですね。
暑いのが苦手なので毎日のようにへばってしまってるんですが、先日、暑いわけではなかったのに大雨で久々に起き上がるのが嫌になるほどの頭痛を感じました。
気圧性の頭痛には良く悩まされていたのですが、起きるのが億劫になることはあまりなかったので自分でも驚きました(笑)
ちなみにその後とんでもない雷雨になったので、気圧の荒れかたと頭痛の強さは比例してるのが実感できましたね。
話は変わるようで繋がってるのですが、かの邪馬台国の女王・卑弥呼が雨の日に頭痛になる体質だったという説があるのを最近知りまして。
卑弥呼は頭痛がすると雨が来るのだと察知し、それに合わせて雨乞いをすることによって雨を降らせたと村民に思わせて崇められていたという説です。
様々なことが科学で証明された現代だとおかしな話ですが、神秘に満ちていた時代では気圧頭痛なんて証明仕様がありませんからね。
でも薬さえなかったでしょうから、雨乞いができても辛い時神頼みなのは辛いですね……
ちなみに調べてみたところ低気圧の頭痛にはコーヒーを飲むといいそうです。コーヒーに含まれるカフェインが気圧によって拡張された血管を収縮させて頭の痛みを和らげてくれる効果があるそうです。
今度から雨の日は卑弥呼に思いを馳せつつ?コーヒーを飲んで落ち着こうと思います。
幸せな結婚ができる月
ジューンブライド。6月に結婚式を挙げると幸せになれるというジンクス。
日本人の多くが聞いたことがあると思います。
でも6月って梅雨の時期ですよね。天候の読めない・雨の多い時期になぜわざわざ結婚式を挙げるのか……とも思います。
でもだからこそ、ブライダル産業側は梅雨の時期の結婚式需要を高めたいという気持ちもわかります。しかも実際にそれが理由でジューンブライドに目を付けたそうです。
そもそもジューンブライドってなんでジューンブライドなの?って話なのですが、元々ヨーロッパ中心に広がっていた伝承からきてるようです。
6月の英語名である「JUNE」はローマ神話のユピテルの妻ユノから名付けられました。そのユノが結婚や出産をつかさどる神様だったこと、農業の繁忙期の終わった時期であることから、6月に結婚をするカップルが多かったことから定着しやすかったのでしょう。
日本と違い地中海沿岸の6月は雨天が少なく挙式にも向いている季節だったこともあるとのこと。
真逆の気候の日本で良く定着したな……と思いますが、冒頭の通り今では多くの人がジューンブライドという言葉を知っていますし、企業の努力は凄いのだな……と実感しました。
オーロラ
なんとなしにネットニュースを見ていたら、ふと「北海道でオーロラ」なんて文字が見えました。
え?そんなことあるの?とおもいましたがどうやら太陽フレアや磁気嵐が起こってることに起因するようです。
でもオーロラなんて北欧だとか北極だとか、そういうところで観測されるもののイメージがあったので日本でも見れるかもしれないなんて驚きです。
生憎私の住んでいるところからだと見えそうにないですが、5月11日(10日現在この記事を書いているので明日ですね)の15時から18時頃にかけて観測される可能性があるそうです。もしかしたら現地の方がお写真や動画をSNSにあげるかもしれませんし、それを楽しもうかなと思います。
しかし、ただ綺麗なオーロラが見れるだけではなく、深刻な問題も発生するようで……
磁気嵐が発生するということは、電機やネットワークのシステムに異常が発生するということ。もしかしたら明日は大規模な停電が発生する可能性があるということですね。
しかもそれが日本にまで及ぶ大きなものということ。
調べたところ、磁気嵐を引き起こす要因となる太陽フレアが、それのうちの最大規模のX等級で観測されているとのこと。私が調べ漏らしてなければ5回ほど。
正直天文学には明るくないのでそれがどれだけ凄いことかというのは計りかねるのですが、天目学者さんたちの反応をみるに相当なことなのだろうなと思います。
停電被害が北海道よりも南に及ぶかは分からないですが、もし何かあればゆっくり本でも読んで過ごすのが一番かもですね。
新年度
4月になり社会人であれば「年度初めということでバタバタとした日々を過ごす人も多いかと思います。
学生さんも入学式などがありますし、新生活をスタートした人もいるでしょう。
そんなフレッシュな時期である春、4月ですがなぜ4月が年度の始まりなのでしょう。
実はこの年度始まりは国ごとに違っており、アメリカやイギリスなどの欧米諸国では9月が年度始まりで、学校の入学・始業式などもその時期です。オーストラリアやシンガポールでは1月だったり他にも韓国は3月だったりします。
国ごとに様々な事情があるとは思いますが日本はなんでかなと気になりまして、調べてみました。
時は遡り江戸後期。当時の主な収入は第一次産業。中でもお米が主な収入源です。つまり収穫時期は秋になります。そうして収穫してお金にし、税金を納めそれを基に予算を組む……というサイクルで1年を過ごすと1月を年度始まりにするととてもじゃないですが会計が間に合わないんですね。
そこで当時影響が強かったイギリスの会計始まりが4月であったこともあり日本も年度始まりを4月にしたそうです。
なんとなく受け入れてることにも起源があるもので、たまにこういうのを調べてみると楽しいですね。雑学も身に付きますし!
待ちに待った作品
最近、とある海外アニメの作品が流行りになったのをご存知でしょうか。
「HAZBINHOTEL(邦題:ハズビンホテルへようこそ)」というミュージカルアニメーション作品で、様々なセンシティブな要素の含まれるコメディアニメ(R16)になっています。
パイロット版がYoutubeにて2019年の10月に公開されてから沢山のファンに愛された作品で、その他楽曲やコミックス、声優陣によるイメージソング(二次創作)などが多く出ていながらも、そこから4年間もアニメの続きが出ないというお預け状態をファンが食らい続けるという状況になっていました(笑)
もちろん私も4年間待ち続けたファンの一人です、2023年に映像のサブスクサービスでシーズン1の配信が始まると知った時には大喜びしました。
ざっくりストーリーを開設すると、舞台は地獄。地獄に落ちる罪人の数が増えたため、年に1度天国からやってきた天使によって罪人たちが虐殺されるという状態にあります。
ヒロインはそんな地獄で生まれ育ったプリンセスで、地獄の支配者であるルシファーとリリスの娘。彼女は地獄の仲間たちである罪人を殺されることに心を痛め、罪人たちが更生するための施設、「ハッピー・ホテル」を設立しますが地獄中の笑いものになります。
そんな彼女の大失態にエンターテイメント性を見出した強大な力を持つ悪魔が彼女に協力を申し出て来て、彼らとともにハッピー・ホテル改め「ハズビン・ホテル」で仲間たちと入居者集めと対天使対策のために奮闘していく……というお話です。
「ディズニーで救われなかった存在を救うアニメ」とも言われており、そのストーリーと音楽、秀逸なキャラクターデザインによって人気を集めました。
作品の中に込められたメッセージ性や風刺、アニメーション技法に関しても見どころが多く、カートゥーンに興味がない、という人も一度試しに見てみてほしい作品だと思います!
ちなみにスピンオフ作品でヘルヴァボスという同じ地獄を舞台にしたアニメーション作品もYoutubeで見れるのでお勧めです。こちらは何もかもオブラートで包めていない露骨な下ネタが多いですが……(笑)
地獄だから仕方ないですね!
百鬼夜行シリーズ
わたしは京極夏彦さんの小説が好きです。中でも特に好きなのは百鬼夜行シリーズ。
京極堂こと中禅寺秋彦(ちゅうぜんじあきひこ)が憑き物落としとしてでてくるやつです。
映画化された「姑獲鳥(うぶめ)の夏」、「魍魎(もうりょう)の匣(はこ)」なんかが有名ですね。
戦後の日本が舞台で、タイトルにつている妖怪に絡んだ話や民俗学的なミステリーがとても興味深いのと、京極堂を始めとしてキャラクターがしっかりとしていて引き込まれます。
わたしは榎木津礼二郎が大好きです。
百鬼夜行シリーズといえば、その小説の分厚さも有名だと思います。
ストーリーも面白いのですが、その分厚い小説を読み終えたあとの達成感というかなんというか……。なんかそれも含めてハマってしまいました。分厚すぎて持つのも疲れるんですけど、なんか自分読んでます!感が味わえます(笑)
姑獲鳥や魍魎が有名ですが、わたしは「鉄鼠(てっそ)の檻(おり)」が好きです。
箱根の山奥にある禅寺でのお話。深々と雪が積もる雪山、禅の修行……読んでるだけで身が引き締まる気分です。
うんちくもいつも通り長いですが、つまらないとは思わず興味深く読めます。
まだ読んだことないよってい人は是非読んでほしい作品です。
リング
この前、ホラー映画の「リング」を観ました。
実は観たことがなく……。
貞子という白い服をきた髪の長い幽霊がテレビから出てくることと、呪いのビデオがあるということくらいしか知識がなくて。
すごく怖いとか、観たら呪われるとか聞いてたからなんとなく観ないでいました。
友人と集まったときに、観たことがないなら見ようとって話になって観ることに。
一人じゃ怖いからちょうどいいかななんて。
結論から言うと、怖かったけど思ったよりは大丈夫だったし、何よりミステリー要素もあって楽しめました。
どうしてこんなビデオが出てきてしまったのか、呪いを解くには映像にヒントがあるからそれを解読しよう、山村貞子とは一体何者なのか……。
ジャパニーズ・ホラーといった感じで、スプラッターとかの派手なホラーではなくじめじめと少しずつ侵食していくような怖さ、よかったです(怖かったけど笑)
ただまだよくわからなかった点もあるので小説版のリングも読んでみようと思います。
大筋はお馴染みたいですが、貞子についての深掘りがあったり、ビデオの内容が違うみたいです。
また主人公の浅川も男性らしいので、どんな違いがあるのか楽しみです。
リングは「リング」「らせん」「ループ」の三部作のようなので、全部読んでみようかなって思っています。